フランスのジュエリー時計の巨匠カルティエが生み出した「タンクアロンジェ LM W5001182」は、1917年に誕生した伝説のタンクシリーズを大胆に進化させた傑作。戦車の履帯から着想を得た直線美に、現代の曲線的エレガンスを融合させた。
34.3mm×44mmのステンレススチールケースは、タンクシリーズ初の「ケースとブレスレットの一体化」を実現。ベゼルを覆うように配置されたラグの曲線が、従来の直角デザインに柔らかさを加える。シルバーグレーのサンレイダイアルにはローマ数字とブルースチール針を配し、7時位置にカルティエの秘密署名「C」を刻む。
自動巻きムーブメント「1847 MC」を搭載。42時間のパワーリザーブと日常生活防水(30m)を確保。サファイアクリスタルガラスは両面防眩加工を施し、視認性と耐久性を両立。スクリューダウン式リューズがシームレスなデザインを完成させる。
タンクアロンジェは2012年、オーデマピゲコピータンクフランセーズの後継として登場。アングレ(英国風)の名の通り、直線と曲線の調和で英国貴族の美意識を表現。W5001182はその中でも中型サイズとして、男女を問わぬ普遍性を追求した。
ビジネススーツに映えるフォーマルさ、カジュアルな革ジャンとの組み合わせでも違和感ない汎用性。ブレスレットの着け心地は、一日中使用しても疲れない設計だ。
カルティエ タンクアロンジェ W5001182は、時計を超えた「身に着ける芸術品」。ルイ・カルティエの革新精神が、21世紀の美学として再び息づく。 |