直径は40.4mmで、これまでのシリーズでは最小です。 同時に、小さな3本針の形は、よりシンプルでエレガントな歴史的な作品を反映しています。 文字盤には、IWCのロゴと原産地シャフハウゼン以外に余分な情報はありません。

ちなみに、IWCの他のシリーズの基本モデル、さらには同シリーズの「ポルトギーゼ VII」や「ポルトギーゼ・メーター」でさえ、ディスクには「AUTOMATIC」の文字が刻まれています。

厚さ12.3mmのポルトギーゼ・オートマティック 40は、ベーシックな機能を備えたドレスウォッチとしては薄すぎず、軽すぎません。 ご存知のように、繊細で繊細な作品の方が明らかに人気があり、これはケースの厚さに影響を与える重要な要素であるムーブメントと切り離せません。 キャリバー32000は、マークXX、アクアタイマーIW3288、そして今年話題を呼んだ「インヂュニア・オートマティック 40」など、現行のIWCシリーズのベーシックモデルに搭載され、まだ発売されていない「ポートフィノ・レッド60」と生産終了となった「ダ・ヴィンチ IW3566」にはCal.35111が搭載されています。 これらのムーブメントは「工場所有」とされていますが、比較的スリムなサイズであるため、厚さ10mmまでのケースに簡単に収めることができます。

ポルトギーゼシリーズの基本モデルであるIW3583は、真の意味での「オリジナルムーブメント」とも言える、より高位置のCal.82200キャリバーを搭載しています。 このムーブメントの技術的特徴は、振動数28,800 VPH、香箱1つで60時間のパワーリザーブ、そして有名なペラトン自動巻き機構(「キツツキ」に似た「キツツキ」にちなんで名付けられた)の使用を特徴としています。 しかし、キャリバーの厚さも6.6mmです。

1944年に発明されたペラトン巻上げ技術は、ローターの回転をロッカーの前後に変換する偏心カムを中心としています。 ロッカーに固定された2つのオフセット爪は、上部スプロケットにエネルギーを伝達します。 片方の爪が巻き上げの歯車を引くと、もう片方の爪が歯の上をスムーズにスライドし、巻き上げの効率を繰り返します。 最新世代のCal.82200キャリバーでは、爪、自動巻きギア、カム全体がセラミック製で、耐摩耗性がさらに向上しています。